どこまで必要?確定申告の知識

どこまで必要?確定申告の知識

フリーランスおよび個人事業主は
納税や確定申告を
自分自身で行う必要があります。

『確定申告』の知識は
万全でしょうか?

お金を払って
プロに丸投げしてしまう。

という方法も
あるにはありますが、

最低限知っておかなければ
損をしてしまうこともあるので、

わからないまま放置せず、
必要最低限の知識は

身につけて
頂くことをお勧めします。

また、
感染症等の影響から

給付金や支援金が必要なときに、
確定申告や納税を怠っていると

補償が受けられない
可能性もあるので注意が必要です。

帳簿類の管理など、
後でまとめてやろうとすると
後悔することになりますので、

出来ることなら
必要な書類をまとめておく
癖はつけておきましょう。

必要な帳簿などは
フリーランスが最低限知っておきたい帳簿の知識
にまとめてありますので、
そちらをご参照ください。

ここでは、

確定申告の大まかな概要を
掴んで頂くことを
目的としています。

なぜ確定申告をする必要があるのか

確定申告とは

1月1日~12月31日までの
1年間の所得に対する所得税を
正しく計算して申告するための手続きです。

日本では
申告納税方式といって

個人で得た収入は、
自身で税務署に申告し
納税しなければなりません。

この申告を行わず
放っておいたものが

あとになって見つかると
課徴金といって

納税義務発生時から
現在までの日数分

罰則金が
加算されることになります。

納税は義務ですので

知らなかった。
わからなかった。

は通用しません。

また、
事業が成功して
急激に収益が増えた場合、

さかのぼって
調べられることになるのは
目に見えています。

言われなければ大丈夫
などと思わず、

後になって
過去の脱税が足かせに
ならないようにするためにも、

間違いなく
申告をするようにしましょう。

申告をするメリット

簡易でできる申告が
白色確定申告

厳密なルールに則って申告するのが
青色確定申告

といいます。
青色申告には事前の届け出が必要です。

白色申告に税金優遇はありませんが
青色申告には税金優遇があって、

届け出をして
白色申告と同じことをするだけでも
10万円の控除、

紙による申告は55万円、
e-Tax(電子申告)による申告で65万円、

の特別控除が設けられています。

簡単に言えば税金優遇措置ですが
フリーランスと会社員の決定的な違いが
ひとつあります。

それは、
税金を取られるタイミングです。

会社員の場合、
収入→税金→給与→経費

という順番なので、
税金が引かれた給与の中で

やりくりをしなければ
いけません。

フリーランスの場合、
収入→経費→税金

の順番なので、
色々経費として差し引いた上で
税金を納める形になります。

この経費計上をしたり
控除できる税金を計上するのが
確定申告のメリットとなります。

税制優遇を受けることを前提に
帳簿や確定申告、税金の理解を
深めていきましょう。

下記、国税庁のリンクから
詳細が確認できますので、

詳細についてはご自身で
ご確認ください。

国税庁 – 個人事業者の方の確定申告

国税庁 – 事業主と税金

さいごに

こういったお金に関わる制度というのは
難しそうという理由で敬遠される方が多いです。

ただ、
知識がなく一生損をし続ける人生と
必要な知識をもって損をしない人生

どちらがいいかと言われたら
ほとんどの人が損をしない方を選びますよね。

 

どんな知識を優先して
どんな知識は後回しにするのか

それは
すぐに使える知識かどうかです。

先に知っておくべき知識を
しっかり意識して

損のない人生を
私たちは歩んでいきましょう。

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